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オーナーnagiのブログ

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起業を志した理由_ヘルパー編

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私は寿司屋に嫁いだのですが、本業は続けさせていただき、お正月の繁忙期に手伝うくらいでした。
その寿司屋の初代女将が大叔母(義父の叔母さん)だったのですが、1人暮らしが不安ということで、新しい家を買って私たち4人家族と同居することになりました。

同居した途端、認知症が発覚。新しい環境に馴染めず、症状がどんどん進行していきます。
慌てて行政に相談に行き、福祉のお世話になることにしました。

自分も勉強しなくてはと区の勉強会に参加したり、子どもはまだ小さかったので、毎週1日2時間だけ家族に見てもらって、近所のご高齢者のお宅にヘルパーとして働くことにしました。同じく認知症がおありのお宅でしたので、大変勉強になりました。

大叔母の在宅介護は5年に亘り、最期は「老衰」で亡くなりました。
その間、子どもたちも幼稚園児にまで成長してくれて、ヘルパーの仕事はどんどん増えて行きました。

事業所も「ワーカーズ」だったのが介護保険事業所として認定され「NPO法人」と大きくなり、運営や理事の仕事も兼任するようになりました。ある日、大変可愛がってくださった前理事長が倒れてしまい、親子ほどの年の差でしたが、ご恩返しにと後継させていただくことになりました。
奇跡的に回復された前理事長は、介護保険事業の管理者(最高責任者)に就任して下さったので、安心して甘えることが出来ました。

NPO法人はガラス張りの活動報告のために、小さな団体でも総会を開催するので特に決算期は大変だったことを覚えています。
それでも過去最高の利用者数、メンバー数、収益、健全な活動を報告することが出来まして、3年間の任期を終え、円満に退職することが出来ました。

この時の経験も大きな学びとなりました。
やはり大切なのは「支えて下さる方々を信じて、感謝して、何かあれば責任を取る覚悟で決断していく」ということでした。

実はなんとこの時期、並行して小学校のPTA会長も3年間引き受けていました。その思い出も語りつくせないくらいたくさんあるのでここでは割愛しますが、理事長経験の「想い」と全く変わらないので、かえって同時進行で出来て良かったと思っています。
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