晴れて新規就農の審査を通過して（審査のことはまた別の機会に書きますね）
寒川町の農政課・農業委員会の立会いのもと地主様との顔合わせがありました。

その時に県の中間管理機構の方も見えて…
話が進むにつれて、今までの望みが一転することになりました。

地主様の農地は中間管理機構が仲介しているため、井戸や電気工事の着手を契約前に行ってから締結するらしく、
利用権をいただいてから工事を始めるつもりでしたので、それが出来ないと分かりました。
それを知った地主様も憤慨されてしばらくは交渉してくださいましたが、駄目なものは駄目だということでした。

結果、「先に工事を行って、万が一そこで営業が出来なくなったりしたら気の毒だ」という地主様のお気遣いにより、この話は白紙に戻されてしまいました。

農政課から連絡をもらった時は、それなりにショックでしたが、今となれば電気工事も今の場所より困難な場所だったということや、何年も借り手がいなかったのに、私が起爆剤となったようで、すぐに次の借り手が決まったようでホッとしました。

そうは言っても、農地探しはまたやり直しとなり、途方に暮れそうになりながらも、
もう後には引けないので、次はどうすれば良いか考えました。

続く…