藤沢ブルーベリーファームの研修が本格的に始まってから2か月が経った頃、寒川町に住む妹から研修中にメッセージが入り、妹のお義母さんの伝手で良さそうな土地があるとのこと。

せっかちな私は研修時間が終わったその足で寒川に向かい、妹と合流して現地を見に行きました。

寒川町は約1反（991㎡）単位で区画されていて、なかなかまとまった農地を見つけられないのですが、その土地は２反横続きで、しかも綺麗にメンテナンスされいて休耕地には見えませんでした。
富士山も見えるし一目惚れした私は、まだ電話番号も分からないまま、地主様の住所を教えてもらい、孫を預かり中の妹に無理を承知でお願いして、いきなり地主様のお宅に行ってお願いにあがりました。

ちょうどご在宅（お風呂上りでした…）で、突然の訪問にもかかわらず快くご対応くださり、またあらためて資料をお持ちしてお話させていただくお約束を取り付けました。

数日後、何日もかけて作成したオリジナルの事業計画書を持って訪問したところ、大変興味を持ってくださいました。
電気や井戸の設置や当初はトレーラーハウスを考えていたので、その設置許可も「いいね、面白そうだね。」と快くいただけました。

舞い上がるように嬉しくて、あとは、いよいよ研修を修了するだけだ！と意気込んでいましたが、
実は大きな落とし穴があったことを、私も地主様も認識していませんでした。

続く…